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選抜決勝レポ


 悲願達成へ

恥ずかしながら「全国大会の決勝」というのは今まで一度も生で観戦した事が無かった。現役時代全国大会とは無縁だったので引退してからこうして時間がある時にいけるようになったのだ。

決勝のカードは福井県代表の北陸高校と地元岩手県代表の不来方(こずかた)高校の2チーム。
正直に言うと、準々決勝の組み合わせを見た時に決勝のカードはこの2チームがいいと思っていた。それがまさか現実になるとは思わなかった。
どうしてこの2チームだったのかと言うと、それはご存知日本テレビにて放送されていた「笑ってコラえて」のコーナーで追いかけられたチームだったからだ。特に不来方は3大会連続の選抜開催(昨年は地震の為中止)と2011年インターハイ開催とどうしても地元で最高の結果が欲しかったはず。そして今大会ついに初の決勝へ駆け上がったのであった。
北陸も昨年のインターハイでは結果的に優勝した小林秀峰に初戦敗退を喫して悔しい思いをしていた。
互いにこれまで逆転勝利など接戦をモノにしてきたチーム。決勝は地元での初優勝を狙う不来方に部があると読んだ。

 熱気

男子決勝の前に行われた女子の決勝は山口県代表の華陵高校大阪府代表の四天王寺高校に完勝し選抜初優勝を飾った。まばらだった観客席が試合が終わりに近づくに連れて埋まってくる。
ベンチ裏の観客席には続々と不来方応援団が押し寄せてくる。地元ということで応援団の数が北陸と比べ段違いで多い。周辺の高校生も地元チームの応援で駆けつけている。7割ぐらいが不来方応援といった感じ。
こんな状況なかなか出来ない。不来方にとっては最高のシュチュエーション。

試合開始直後は会場の雰囲気がそのままゲームに影響した。
不来方は15分までに5連取、3連取含む勢いに任せた攻撃で14-7と大きくリード。会場も一つのゴール、一つのセーブ、一つのプレーで大きく揺れる。17歳、16歳の高校生がこの状況で落ち着いてプレー出来ないのはしょうがない。北陸にとっては痛い出だしだった。ただ攻撃は悪くなかった。不来方は1-5DFできたがそれを飛ばしパスやセンター田中のずらしから等でサイドやカットインなどいい形でシュートまでは行けていたが、不来方GK遠藤がファインセーブのお陰で得点が伸びず失点が増えていた。不運にバーに弾かれる場面が続いたりしていて流れは誰が見ても不来方だった。
しばらくこの流れが止まらず前半22分に不来方18-9北陸とこの試合最大の9点差がつく。だがこの試合は決勝であり簡単には諦めない北陸。まずは3連打で落ち着きを取り戻す。ポイントとなったのはDFの変更。開始早々は1-2-3DFみたいな形だったが、1-5DFみたいな形にしてトップに9番笹川を高い位置に置き不来方のリズムを崩させていた。ここで不来方が連続退場。北陸はこのスキを見逃さずに20-13の場面から前半終了まで5連打をお返しし完全に自分たちのリズムを取り戻していた。9点差あったのがうそのような8分間が終わり不来方20-18北陸と完全にどっちが勝つかわからない展開になってきた。観客も少し追い上げられて不安に感じている人もいるように感じた。


 逆境

観客の不安とは逆に後半開始はまず不来方が得点。観客は前半からの流れを断ち切ったと思ったかもしれないがそんなことはなく北陸は攻守ともにいいリズムで5連取で後半開始早々に逆転してしまった。前半22分からわずか10分の出来事で状況が逆転してしまった。この状況で不来方は気落ちせずに3連取で再び逆転。不来方には前半の勢いはほとんど感じ無い。
ここからは不来方、北陸ともにリード、同点、逆転が続いて流れがどんどん変わる。両GKのセーブもあり観客も一瞬も気が抜けない。不来方が得点すれば声を大きく出し、失点すればため息。
10分近く1点以上差が付かない展開だったが先に抜けだしたのは不来方。徐々に攻め手がなくなってきた所だったが14番安倍のミドルが突き刺さり2点差。北陸に返されても再び安倍のミドル。さらにもう一度同じ展開。ここで安倍は少しシュートのタイミングを変えてシャクリ気味に打ちぬき3連打。前評判通りの活躍だった。だが不来方は明らかに攻めでトップDFに手を焼いている。外から撃ちぬくからしかいい攻め手がない。しかし声援が不来方を後押しをする。もうどちらが勝つか分からない状況だった。
後半29分に35-35の同点。ここからの1分間があまりにも早く、熱くて一瞬で終わってしまい本当に1分だったのか疑いたくなる。北陸が勝ち越すと不来方はリスタートで追いつく。残り30秒。落ち着いて決めれば勝ちという場面だったが北陸も苦しい。粘って残り3秒で勝ち越し弾で試合終了。
北陸が見事な逆転勝利で3年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。

北陸  37 (18-20, 19-16) 36  不来方


 さらば花巻

総合力の差だったのかもしれない。不来方は得点数上位3人で27/36と8割近い数字になっている。対して北陸は24/37の65%と他の得点数も多い。全体から点が取れた北陸とサイド、エース側からしか点が取れなかった不来方と差が出たのかもしれない。特に4番の左腕斉藤が後半無得点というのは寂しい。安倍が決めて反対側も中長距離砲があればさらによい攻撃が出来たのかもしれない。
負けた事は残念だが不来方は胸を張ってほしい。地元開催の選抜でついに決勝までこれたのだから。ここからさらに一歩踏み出せるまでまた時間がかかるかもしれないが期待していたい。1971年愛媛インターハイで優勝した湯沢以来の東北勢優勝は大いに期待できる活躍だった。
優勝した北陸は9点差にもめげずに追いつき逆転したことは素晴らしい結果だ。特に今回は大アウェーでの戦いで精神的に同様が出る場面でも冷静にさばき得点を重ねる事が出来る力は本物であり8月の新潟インターハイにも優勝が大きく期待出来るチームであった。

ここ3年間で全国大会を5度開催した(選抜3度、インターハイ、インカレ)。自分はこの中で3度花巻へ足を運んだが花巻市総合体育館や新しく出来た花巻市総合体育館アネックスは素晴らしい施設であった。しばらく岩手県で全国大会が開かれる事はないだろうが、またここの舞台に戻ってきた時には今回と同じように会場を埋め尽くし熱い雰囲気を作ってほしいと思う。
この3年間大会に携わった役員、関係者の方々は多くの苦労があったと思う。特に昨年地震があり開催出来なかったのは大きな出来事だ。それの教訓を活かして運営をよりよくしたのは素晴らしい事だ。

選抜が終わり次の全国大会、インターハイまで約4ヶ月ほど。選抜に出場出来なかったチームでも冬を越して一皮むけたチームがインターハイでは主役になる可能性がある。そういう面はすごく楽しみだ。
今回の選抜で悔しい想いをしたチームも同様にどうチームを仕上げてくるか見ものだ。
8月の新潟でさらにレベルアップした高校生の姿を楽しみにしておこう。

公式記録 http://www.handball.jp/games/2011/senbatsu/men_final_kozukata_hokuriku.pdf
岩手県内ニュースにて。動画あり http://news.ibc.co.jp/item_16819.html
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ハンドボールの関係の仕事をしたいと思ってる23歳フリーターです。
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